停電が起こったら冷蔵庫はどうすればいい? 食材を腐らせないために押さえるべき3つのポイント | ラジトピ ラジオ関西トピックス

停電が起こったら冷蔵庫はどうすればいい? 食材を腐らせないために押さえるべき3つのポイント

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 地震や台風などによる予期せぬ停電。冷蔵庫の食材が傷んでしまうのではないかと心配になったことはありませんか? 突然の停電でも焦らないよう、対策を行うことが大切です。押さえるべきポイントを、冷蔵庫の生産販売も手がける電機メーカー大手のパナソニック株式会社、広報担当の田上祥子さんに聞きました。

冷蔵庫の停電対策とは・・・(提供:パナソニック)
冷蔵庫の停電対策とは・・・(提供:パナソニック)

◆冷蔵庫の保冷時間は約2〜3時間

 停電時、すぐに庫内の温度が上昇するわけではありません。ドアを開閉しなけなければ、収納量や周囲温度によって、停電後約2~3時間は温度を保つことができます。食材の温度が定められた保存温度(冷蔵なら10℃、冷凍なら-18℃)以上になった場合は、傷み始める可能性があります。

◆停電時に取るべき行動とは?

1)ドアの開閉は最小限に!

 食材を守るためにも、ドアを開閉しないことが重要です。庫内の冷気を長く保持し、食材の温度上昇を防ぐことができます。

ドアの開閉は最小限にする(提供:photoAC)
ドアの開閉は最小限にする(提供:photoAC)

2)凍らせた保冷剤やペットボトルで冷蔵室を冷やす

 冷蔵室の一番上の棚に、保冷剤や凍らせた冷蔵冷凍兼用ペットボトルなどを入れると、庫内温度の上昇を抑えることができます。一番上の棚に入れることで、冷気が上から降りてきて冷蔵室内に行き渡ります。しかし、ドアを開けっぱなしにして作業するのは逆効果です!

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