宍粟市にある音水湖(おんずいこ)を知っていますか? 山間部に位置する引原ダムの人口湖で、豊かな緑に囲まれたロケーションが心を癒やしてくれます。
こちらを拠点に活動しているのが『音水湖カヌークラブ』。同クラブでは「カヤック・カヌー・カナディアンカヌー・SUP(サップ)」を体験することができ、営業日の週末や夏休み・盆期間は多くの利用客でにぎわっています。
カヤック・カヌー・SUPは“チル”な遊びのひとつとして近年注目されている水辺のアクティビティですが、興味を持ちつつも「湖に浮かんで遊ぶって、なんだか不安……」と感じている人もいるのでは?
※「チル」まったりと過ごす、ゆっくりとくつろぐ
そこで、クラブの支配人・北川博章さんに初心者でも楽しめる理由とアクティビティの魅力について聞いてみました。
「意外なことに、申し込む方の9割が初心者。カヌーやカヤックなどを一度も経験したことがないお客様ばかりです」(北川さん)
経験者が圧倒的多数と思いきや、ほとんどが初心者とは驚き!
「初体験してそのままハマってしまい、リピーターになられる方はたくさんいらっしゃいます」(北川さん)
たった一度の体験でリピーターになるということは、それだけ恐怖感がなかったということ。初心者が「安心して楽しめる」のはなぜでしょうか?
「当クラブでは、初心者向けに【レッスン30分+レンタル60分】という90分プランを用意しています。レッスンでは漕(こ)ぎ方や注意事項をみっちりレクチャー。短時間で安全にアクティビティを楽しんでいただけるよう、道具はもちろん体の使い方もしっかりお教えしています。カヌーやカヤックはそこまで難しい乗り物ではないので、ぜひ多くの方に楽しんでいただきたいですね!」(北川さん)
北川さんにカヤックとカヌーの「違い」についても聞いてみました。
「カヤック・カヌーを漕ぐための道具を『パドル』といいます。このパドルが両サイドに付いていて、両方使うのがカヤック。片方だけのパドルで漕ぐのがカヌーです」(北川さん)
また、カナディアンカヌーとは基本2人で漕ぐ大きめのカヌーのことだそう。