明石の海を守ろう! 「MERRY SDGs ACTION in AKASHI」サステナブルな青い海と空、広がる笑顔いっぱいのパラソル | ラジトピ ラジオ関西トピックス

明石の海を守ろう! 「MERRY SDGs ACTION in AKASHI」サステナブルな青い海と空、広がる笑顔いっぱいのパラソル

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 そしてクリーン作戦では、子どもたちがプラスチックごみや空き缶を拾った。2度の台風に見舞われた直後で流木も多く、ゴミ袋(45ℓ)10個分に及んだ。
 世界的な問題となっている「海洋プラスチックごみ」は、ポイ捨てなどで陸地から雨や風によって河川に入り、海に流出したものが多い。

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 「今後30年間で、海にはお魚さんよりもゴミの量が増えると言われているよ」。明石市でビーチクリーン団体「WATARIUMI(渡海)」を立ち上げた石野志穂美さんが、子どもたちに語り掛けた。

「美しい海をみんなで」呼びかける石野志穂美さん
プラスチックや空き缶、流木までゴミ袋10個分が集まった

「じゃあ、お魚が食べられなくなるの?」子どもたちは素朴に感じて不安がった。石野さんがかつて移住していたオーストラリアの海と、ふるさと明石の海とを比べてがく然としたという。

「海を美しくしたい、ただそれだけの気持ちで…」石野奈穂美さん《2022年4月 ※画像提供・WATARIUMI》
MERRY SDGs ACTION in AKASHIでもクリーン活動は重要なファクター

 日本での豊かな生活の裏側で、海が汚れたり、自然が破壊されている現実を突きつけられ、環境問題を考えるようになった。そして地元・林崎松江海岸でのクリーン活動が2020年にスタート、今では80人ものメンバーがサポートする。

潮騒(しおさい)は美しい海岸で“波が喜ぶ”音 悲鳴になってはいけない《※画像提供・WATARIUMI》
林崎松江海岸でのクリーン活動はこれまでに30回を超えた《※画像提供・WATARIUMI》

 子どもたちのダンスチームもイベントに華を添えた。参加したのは、神戸市や明石市に住む5歳~17歳の男女36人。
 チームを主宰する上林千花さんは、高止まりする新型コロナ感染者数と向き合いながら活動を続ける。コロナ禍以前は、レッスンが始まる時に子どもたちが輪になって手をつないで挨拶していたが、それができなくなった。
 そして「マスクを付けたままのレッスンでは、お互いに目だけしか見えないので、相手の表情や声等が伝わりにくい」と難しさを語る。子ども達のモチベーションが下がり、表情も暗くなっていたという。

「今しかできないこと子ども達と一緒に 笑顔はみんなが自分らしく輝くためにある」上林千花さん
コロナ禍で練習時間も十分に確保できない中、青い空と海のステージが

【MERRY PROJECT 公式ウェブサイト】

【2025年大阪・関西万博 公式ウェブサイト】

【WATARIUMI Instagram】

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