明石の海を守ろう! 「MERRY SDGs ACTION in AKASHI」サステナブルな青い海と空、広がる笑顔いっぱいのパラソル | ラジトピ ラジオ関西トピックス

明石の海を守ろう! 「MERRY SDGs ACTION in AKASHI」サステナブルな青い海と空、広がる笑顔いっぱいのパラソル

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 また家族がコロナに感染すると、子どもらも濃厚接触者として自宅待機となってしまう。メンバー全員がなかなか揃わず、それぞれのポジションが分かりにくくなり、団体競技としてのダンスチームにとって致命的な時期もあったという。こうした中、参加したSDGsイベントを終えて、チームでSDGsについて話し合う機会が持つことができた。

 これまで、SDGsが話題になることはなかったが、エコバッグは必須、(夏の暑い時期には)水筒を持ち歩く、ゴミはゴミ箱がなければ持ち帰る、汚れたタオルは雑巾に使う、(電気代の高騰も意識して)使わない部屋の電気は消すといった“日常生活での心がけ”に気付かされた。
 上林さんが最も印象的だったのは、「服を買いたいけど、沢山買わないで、買うときは小さくなった服を妹にあげてから」とリサイクルの大切さを話した13歳の女子中学生の言葉だったという。

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ドバイ万博から大阪関西万博へバトンをつなぐ「MERRY EXPO in Dubai」《2022年3月27日 ※画像提供・MERRY PROJECT》
「子どもたちの笑顔が未来への希望」ドバイの微笑みを大阪・関西へ《※画像提供・MERRY PROJECT》

 水谷さんは、大阪・関西万博に向けたPRのために、2022年3月末まで開催されたドバイ万博(UAE・アラブ首長国連邦)に参加した。
 開催中に悲劇が起こる。2月24日に、ロシアによるウクライナ侵攻が始まった。ウクライナ館には、壁いっぱいに平和を願うメッセージが寄せられていることに心打たれた。世界中の人々からの「平和」と「自由」を求めるメッセージを、それぞれが紙に書いて壁に貼り付けていく。壁一面ががメッセージで埋め尽くされる。これこそ“パビリオン”の発信力ではないのか。「それだけで、アートだ」。

ドバイ万博・ウクライナ館でウクライナ人の母子と バックに平和を願う多くのメッセージが《2022年3月 ※画像提供・MERRY PROJECT》
ドバイ万博開催中にウクライナへの軍事侵攻が始まる 世界中から「平和」を求めるメッセージが《※画像提供・MERRY PROJECT》

 水谷さんは、「2025年大阪・関西万博でSDGsとの関わりがクローズアップされる中、すぐ近くにある明石は海の豊かさの代名詞のような街で、子どもたちへ最高のSDGsの教材をプレゼントしてくれている」と話す。
 今回のイベントの目的は、SDGsの17の目標(課題)のうち、15番の「海の豊かさを守ろう」、17番「パートナーシップで目標を達成しよう」に当てはまる。

 そして「子どもたちの笑顔は、多様性と調和、そして未来への希望。コロナ禍でのマスク生活で、笑顔が見えない日々を過ごしている。デジタル化されたこの時代に、笑顔と笑顔が向き合うアナログ的な行動も、子どもたちに伝えて行かなければならない。そして気候変動から派生する環境問題も、子どもたちが自然と向き合うことから“気付き”が生まれる」と意義を語る。


【MERRY PROJECT 公式ウェブサイト】

【2025年大阪・関西万博 公式ウェブサイト】

【WATARIUMI Instagram】

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