JA共済連兵庫の三森京介本部長は「JA共済連では城崎温泉の『あさぎり荘』という旅館を拠点として、『コウノトリ育むお米』をはじめ但馬牛や山田錦を使ったお酒など、地域の食材の魅力の発信に取り組んでいる。いろいろ苦労の多い生活を送っている学生さんには、寄贈したお米を食べて将来の大きな夢に向かって元気に活動していただき、地域の活性化につなげてもらいたい」と話した。
学生代表の伊藤瑠南さん(18)は「私は秋田出身なのでこれまでお米は『あきたこまち』しか食べたことがなかったけど、『コウノトリ育むお米』は本当においしくて、故郷の人たちにも自信をもって『但馬のお米もおいしいよ』と言えます。私は将来観光マネジメントの会社を起業したいという夢を持っていますが、そのためには地域に触れていくことが必要だと思うので、このお米をたくさん食べて、但馬のこともよく知って、学業をがんばっていきたいです」と喜びを語った。
また濵田夏菜さん(19)は「但馬の食事はとてもおいしいです。バイト先でいただいた但馬牛も柔らかくておいしかったし、『コウノトリ育むお米』ももっちりした食感が大好きです。私は舞台女優をめざしていますが、そのためには体力をつけることが必要なので、お米をいっぱい食べて元気モリモリで活動していきたいです」と笑顔で話していた。