万一に備えて準備しておきたい保険。時代に即した保障内容にするため、各社が新しい商品を出しているが、どのタイミングで見直せばよいのだろうか。さらに、まさに今の時期に提出する必要のある年末調整での保険料控除のメリットとは? 来店型保険ショップ「クローバーほけんプラザ」(神戸・須磨パティオ)で代表を務める田口よつ子さんに教えてもらった。
保険選びの際に注意すべき点について尋ねると、「今の自分に必要な保障を必要な分だけ加入することと、必要以上に加入しないことです」という答えが返ってきた。さらに、「医療保険は公的保障で高額療養費制度を利用できるため、医療費負担を軽減できます」と田口さん。
保険は入ったままで安心するのではなく、特に医療保険、がん保険、介護保険などは保障内容が日々進化しているので、定期的な見直しが必要なのだそう。
そして、「就職、結婚、出産、退職などのライフサイクルが変わったタイミングで生命保険を見直してほしい」と付け加えた田口さん。
実際に保険を見直した人のきっかけについては、「周りの方が実際に保険に加入していて助かったとか、逆に保険に入っていなかったことで生活が変わってしまい後悔されたなど、身近な方が経験をされたことをきっかけに自分ごととして考えられる方が多いように思います」と説明。
最近特に人気なのは、1日入院や日帰り入院をした際、原因を問わず10万円などのまとまった一時金が支払われるタイプの保険だという。
「コロナ陽性で自宅待機をした方でも、医療保険加入者には給付金支払いがされていることから、こうしたタイプが選ばれています。また、低金利が続くなか、貯蓄のみで将来の年金不足に備えることは難しいため、長期積立による資産形成が可能な保険商品も人気です」(田口さん)
現在、多くの会社では年末調整に必要な書類を提出する時期。年末調整での保険料控除について、どのようなメリットがあるのかも尋ねてみた。
◆クローバーほけんプラザ
神戸市須磨区中落合2-2-3 須磨パティオ2番館1F
(神戸市営地下鉄「名谷駅」すぐ)
電話:0120-134-361
営業時間:10:00~17:00
定休日:水曜・年末年始
※ただし、事前予約をすれば水曜日や17時以降でも相談可能
※顧客一人ひとりの現状や将来設計を丁寧に聞いて、保険相談を行う来店型保険ショップ。複数社の取扱いがあるため、それぞれのニーズに合わせたオーダーメイドも可能。