“防災対策”と“県産木材活用”で未来につなぐ「豊かな森林」 兵庫県独自の取り組みを担当者が解説 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

“防災対策”と“県産木材活用”で未来につなぐ「豊かな森林」 兵庫県独自の取り組みを担当者が解説

LINEで送る

この記事の写真を見る(7枚)

 いっぽう、林務課では県産木材利用の推進活動をおこなっている。

「おもに住宅関係が対象の『県産木材価格高騰対策事業』や駅や商業施設の内装や木製品向けの『ひょうご木の街木質化推進事業』など、補助金事業によって兵庫県木材の活用に力を入れています」(島口さん)

兵庫県産木材を使用して造られた『フルーツフラワーパーク大沢』

 また、県産木製品を販売する人を登録する「ひょうご木製品マイスター」事業も展開。製品は同事業公式インスタグラムで紹介されている。SNSを活用することで、県産木材の魅力をユーザに伝えていきたいと島口さんは語る。

ひょうご木製品マイスターとして登録されている「きみたつメイロ」

「公共施設から個人住宅、日用品に至るまで兵庫県の木が人々の生活に届き、よりよい暮らしに貢献できることを目指しています」(島口さん)

☆☆☆☆

「豊かな森林を未来につなげる」という思いのもと、兵庫県独自の取り組みは今後も幅広く展開されていくことだろう。

※ラジオ関西『ニュースタイムライン なぜ、今木材利用か?』2022年10月18日放送回より

LINEで送る

関連記事