いっぽう、林務課では県産木材利用の推進活動をおこなっている。
「おもに住宅関係が対象の『県産木材価格高騰対策事業』や駅や商業施設の内装や木製品向けの『ひょうご木の街木質化推進事業』など、補助金事業によって兵庫県木材の活用に力を入れています」(島口さん)
また、県産木製品を販売する人を登録する「ひょうご木製品マイスター」事業も展開。製品は同事業公式インスタグラムで紹介されている。SNSを活用することで、県産木材の魅力をユーザに伝えていきたいと島口さんは語る。
「公共施設から個人住宅、日用品に至るまで兵庫県の木が人々の生活に届き、よりよい暮らしに貢献できることを目指しています」(島口さん)
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「豊かな森林を未来につなげる」という思いのもと、兵庫県独自の取り組みは今後も幅広く展開されていくことだろう。
※ラジオ関西『ニュースタイムライン なぜ、今木材利用か?』2022年10月18日放送回より