両社所在地の北播磨地域は宍粟市、丹波市、多可町などを擁し、兵庫県産木材の代表的産地でもある。最近では神戸市の庁舎に使用されるなど、身近な環境・施設で木質化が推進されている。
「木の価値や可能性について再認識されている今が、県産木材の素晴らしさをいっそう広める絶好のタイミングだと確信しています」(浮村さん)
今後の木材利用について、浮村さんは「昔は世の中のさまざまなモノに木が使われていました。だからこそ現代でも建築会社、木工作家さんなどと一丸になって頑張っていきたいです。木を切る人、加工する人、使う人、癒される人……関わるすべての人たちのために何ができるのかを考えながら社会に貢献したいですね!」と笑顔で答えてくれた。