ラジオ関西『GOGO!ヴィッセル神戸』12月26日放送回では、「緊急特別企画!ありがとうマッキー、そしてお疲れ様SP」と題して、ヴィッセル神戸の元日本代表DF槙野智章選手の現役引退について、会見の模様なども含めてオンエア。放送では全8回にわたった槙野選手出演回を振り返った。そして、初めて現役Jリーガーと番組を進行し、サッカーの奥深さを知ることができた同番組パーソナリティーの芥田愛菜美が、槙野選手への感謝の思いを、次のように手記でつづっている。
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4月の1週目から11月の放送まで、計8回、一緒にヴィッセル神戸について槙野さんとお伝えしてきました。と言っても、収録なのでお会いするのは1時間くらい。長い時間を一緒に過ごすわけではないんです。特に大人になるにつれ、ご時世的にも人との距離があって、初めましての距離感というのは難しく、私自身が人見知りでもあり、「大丈夫かな……」という不安もあったのですが、お会いした初日から槙野さんの“すごさ”に圧倒されました。
「周りから何て呼ばれてる? 『あくちゃん』? オッケー! 僕のことは『マッキー』と呼んで!」
ここから私のことを『あくちゃん』と呼んでくださり、初回からはじめましてとは思えないほどの楽しい収録だったと記憶しています。
槙野さんは一度お会いするだけで、ずーっと前からの知り合いのような親近感・安心感・安定感がある方で、今までメディアで見ていた通りの、本当に周りの人を楽しく巻き込んでくれる人だなと思ったのが、第一印象です。
その後、スタジアムで試合後に記者が選手に取材をするミックスゾーンでお見かけしたときも、「あくちゃんだー!」と、槙野さんの方から声を掛けていただけたり。それがあって、以前よりも「記者(メディア)としてここにいていいんだ! 何か聞きたいな!」と、私の取材力、記者力も高めていただいたような気がします。「現役引退および槙野劇場第二章開幕宣言会見」で手を挙げて質問できたのも、あのとき声を掛けてくださったからかなと思います。
サッカー選手として、ラジオパーソナリティーとして、いろんな面から勉強させていただきました。次は私がサポーターの皆さんを楽しく巻き込んで盛り上げていきたいです。マッキー、ありがとうございました!(『GOGO!ヴィッセル神戸』パーソナリティー、芥田愛菜美)