シブがき隊、少年隊、光GENJI…80年代に活躍、ジャニーズのグループアイドルを徹底分析「なぜ成功したかがわかる」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

シブがき隊、少年隊、光GENJI…80年代に活躍、ジャニーズのグループアイドルを徹底分析「なぜ成功したかがわかる」

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【中将】 みなさんまだまだお元気なので、なにかの機会で……とは思うんですが、なにか難しい事情もあるんでしょうね。少年隊は日本のみならず、今をときめく韓国のK-POPアイドルたちにも、間接的に、直接的に大きな影響を与えています。韓国初の男性アイドルグループ「ソバンチャ」は少年隊を模倣して作られたグループですから。

【橋本】 それがBTSに至ってゆくことを考えたら、世界的な影響と言ってもいいかもしれませんね!

【中将】 最後にご紹介するのは光GENJIです。デビュー曲は「STAR LIGHT」(1987)。

【橋本】 ローラースケートの方たちですね!

【中将】 1995年の解散以降、いわゆる”干された”結果なのか、どの方も今ひとつソロ活躍が振るわず「昔のアイドル」的なレッテルを貼られてしまいましたが、当時の映像を見ると相当カッコいいですよ。ローラースケートで所狭しと踊りまわるダイナミックなアクションは他にない魅力だと思います。

【橋本】 なんでローラースケートだったんですか?

【中将】 当時、「スターライトエクスプレス」など、ローラースケートミュージカルが世界的な注目を浴びていたんです。「ローラーディスコ」というローラースケートをはくディスコも人気があって、それにジャニーさんが目をつけたわけですね。デビュー曲の「STAR LIGHT」というタイトルもそのあたりから来ているんだと思います。

【橋本】 世界的な最先端の流行を取り入れたわけですね!

【中将】 最先端だったのはコンセプトだけじゃなく音楽面もでした。当時はコンピュータを使ったレコーディング技術が導入され始めた時代だったんですが、日本ではASKAさんがいち早くその技術を習得していて、それを知ったジャニー喜多川さんが楽曲制作を依頼したんです。「STAR LIGHT」に続いて「ガラスの十代」(1987)、「パラダイス銀河」(1988)もASKAさんが携わって、いずれもオリコンウイークリーランキング初登場1位を記録しています。

【橋本】 企画力と一流の才能……ジャニーズ事務所があんなに大きくなった理由がわかる気がします。

ラジオ関西「中将タカノリ・橋本菜津美の昭和卍パラダイス」収録風景

(※ラジオ関西『中将タカノリ・橋本菜津美の昭和卍パラダイス』2022年12月20日放送回より)

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