2023年がスタートしました! ことしも腕時計愛好家はあっと驚くニュースを期待していることでしょう。そこで、登録者数が7万6千人を超える「腕時計YouTuber」であるRYさんが、『やさしい腕時計』(ラジオ関西Podcast)で、2022年に新しく発表された腕時計について解説。これを読めば、いまのトレンドがわかるかも!?
「去年(2022年)は名作ぞろいだった」と振り返るRYさん。3位からカウントダウンします。
◆【3位】「日本のポップカルチャー」と「高級腕時計」相次いだコラボ
2022年10月、「ブライトリング」からはスタジオジブリと共同制作した「ナビタイマー B02 クロノグラフ 41 コスモノート ポルコ ロッソ」が、「タグホイヤー」からはマリオカートとコラボレーションした「フォーミュラ1」が、それぞれ発表されました。ナビタイマーは約120万円、フォーミュラ1はクロノグラフモデルが50万円、トゥールビヨン搭載モデルが300万円ほどで発売されましたが、それぞれ完売しています。
自身もアニメ好きというRYさんは、「以前も、アニメやゲームとのコラボウォッチは存在しましたが、何十万円、何百万円する高級時計とコラボするのは非常に珍しく、面白いなと思います。日本のポップカルチャーが立派な文化になっているという象徴的なトピックスとも感じ、今後も相次ぐ可能性があります」と話します。
実はRYさん、『紅の豚』を幾度となく見返すほどの大ファンで、コラボモデルのナビタイマーの発表は衝撃的だったそう。今後、「どんなコラボレーションが実現すれば面白いと思う?」と聞いたところ、「『ゆるキャン』と、セイコーやG-SHOCKなどがコラボした安価なキャンプウォッチなどが誕生したら、かなりグッと来そうです」とのことです。
◆【2位】ロレックス vs オメガ 競い合われた防水対決
高級腕時計ブランドの2大巨頭が防水性能を巡って熱い対決を繰り広げたのも、2022年の大きなトピックスでした。2022年4月、オメガは6千メートル防水の「シーマスター プラネットオーシャン ウルトラディープ」を、11月にはロレックスが1万1千メートル防水の「ディープシーチャレンジ」をそれぞれ発表しました。一般的なダイバーズウォッチは防水性能が200メートルや300メートルですが、はるかに上回る数字です。