夢を追い続けた結果、ついにパリの世界大会で日本代表としてエステにまつわる講演をすることに。講演後は「我が国にも来て下さい」と数々のオファーを受け、世界各国を飛び回るようになった。
しかし、すべてが順風満帆に進んだわけではないと河村さんは語る。
「主人は働かずに遊びほうけ、次々に借金をしたりと大変でした。3人の子どもをかかえ、不安しかなかったですね。そんなときに行っていたのがノートいっぱいに“わたしはすばらしい”と書くこと。頭に思い浮かべるだけでは形として残らない。自分を肯定する言葉を書き続けた結果、本当にそう思えるようになったのです。『今の自分でOKじゃないか!』と、いつしか自己肯定できるようになっていました」(河村さん)
ストレス発散のため、起床後30分の瞑想をするのが日課という河村さん。
「エネルギーが体の中に流れ込んでくるということをイメージして、1日のスタートを切るんです。外的ケアも大切ですが、“美容”の基本はやはり内面からにじみ出るパワーにあります」(河村さん)
最後に、自身の今後について聞いてみた。
「人生が変わるようなエステティックを展開したいですね。当社には130人ほどを収容できるフロアがあり、コロナ禍の前にはそこで年間100回ほど研修会を実施していました。人数や回数は自粛していますが、今でも私の体験談を通して考え方・生き方を話したり、女性がキレイになるためのレッスンをしています。これまで以上に多くの女性を輝かせることが使命だと思っています」(河村さん)
※ラジオ関西『こうべしんきん三上公也の企業訪問』2022年12月6日放送回より
◆株式会社ラミール
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