お年玉付き年賀はがきの当選番号が、今年も1月15日に発表されました。SNSやメールの普及もあり、年賀はがきの発行枚数は年々減少傾向にあるとはいえ、これまでに届いた年賀状を捨てられずに保管しているという人も多いのではないでしょうか。
そこで今回、12日放送のラジオ番組『Clip』(ラジオ関西)でリスナーにアンケートを実施。届いたメッセージを元に、整理・収納のプロ・「片付け+気持ち整理コンサルタント」の門野内絵理子さんに話を聞きました。
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まず、皆さんは年賀状をどれくらいの期間、どのように保管し、処分しているのでしょうか。
■保管年数について
最長は「捨てません」と回答した大阪市東住吉区・55歳のリスナー。「ちゃんと年賀状ファイルに入れて保管」しているそう。続く長期派は、神戸市垂水区の47歳の男性。「子どもの頃からずーっと置いてます」とのこと。見ることはほぼ無いものの処分できずにいる心情もつづられていました。
「一度処分しましたが、15年分残ってました」と明かしたのは、神戸市西区・63歳のAさん。「これから届く年賀状5年分保管したら、古いのは10年分処分しようかな」と計画しているのだとか。
長期派から短期派へ転身した例もみられました。大阪市平野区の56歳リスナーは、結婚して25年間はすべて保管。その後20年分を処分したそうで、現在は3年分程度を保管。処分する際には全ての年賀状を見直すといい、「『こんな人もおったよなぁ……。』って懐かしく思いながら捨てました。その時の心情や情勢がわかって面白い」とのことでした。
中高年を中心に、5~10年程度は保存しているとの声が目立ちました。
一方短期派では、大阪府羽曳野市のBさん「一年は置いておきます」。ちなみに、一年を過ぎたら大胆に「ビリビリに破いて」処分するそうです。同じ“一年”派では、「お年玉抽選に当たっているか見てから暮れまで置いておき、その後シュレッダーで処理」(神戸市須磨区・70歳)との意見も。
年賀状を保管する理由としては、友達の住所や電話番号を知りたくなったら見る、次に年賀状送る時に見る、など「住所録」代わりに活用しているという人も多いことがわかりました。