「のども楽器のひとつ」 Z世代アーティスト・安斉かれんが語る『音楽との出会い』 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「のども楽器のひとつ」 Z世代アーティスト・安斉かれんが語る『音楽との出会い』

LINEで送る

この記事の写真を見る(2枚)

 TRFのDJ KOOがパーソナリティをつとめる『DJ KOO×REBOOT THE WORLD』(ラジオ関西)では、音楽をはじめとしたさまざまなテーマについてDJ KOOがトークを繰り広げ、リスナーの元気をリブート(再起動)させる。1月28日放送回では、Z世代の間で絶大な人気を誇る歌手・安斉かれんさんをゲストに迎え、歌手活動をはじめるまでの道のりについて話を聞いた。

歌手の安斉かれんさん(写真左)、DJ KOO(同右)

 安斉さんは、1999年神奈川県藤沢市出身の23歳。幼いころから楽器に触れ、高校時代には「エイベックス・アーティストアカデミー」に通い始め、2019年に歌手デビュー。各種メディアや人気ドラマへの出演など多彩な活動をこなしながら、「ジャンルにとらわれない」をモットーに音楽活動を続けているアーティストだ。

 最近では「かれにすと」というファンクラブアプリも始動。安斉さんいわく、アプリ名は「かれんちゃんを好きな人は“かれにすと”だ」というファンの言葉をアイデアに名付けたのだそう。

 今後は音楽活動に加え、ファンクラブアプリ内でのグッズ展開やイベント企画などもしていきたいと語る安斉さん。自身が“Z世代のアーティスト”であることについては、「(自分がZ世代だと)意識したことはないです。年齢的に言えばZ世代に入るんでしょうけど、そういう意識はない」とコメントを残した。

 自身のモットーである「ジャンルにとらわれない音楽活動」について、安斉さんはこのように語った。

「(デビュー後は)ずっとJ-POPなどの王道をやってきたけど、最近はジャズや、ゆったりとした曲を作曲したり。今後も、いろんなジャンルをやっていきたいと思いながら活動しています」(安斉さん)

 この話を受けて、「とらわれないというより、“安斉かれんらしさ”を大事にしてるんだよね」とDJ KOO。「ジャンルって、『これはポップ』『これはロック』と区別されがちだけど、かれんちゃんの音楽や作詞、パフォーマンスを見ていると、その時々で“らしさ”を出しているように感じる。去年の7作連続リリースではフューチャーベースにも挑戦していて、『こういう事もやるんだ!』って(かれんちゃんへの)興味もすごくわいてくるよね」と、安斉さんが持つ魅力について語った。

 続いて、話題は音楽との出会いについて。幼いころからエレクトーンなどの楽器に触れて育ち、当時は父親の車でよくロックを聴いていたそうで、音楽は身近な存在だったという。

 その後、中学生時代に父親と行った人生初のライブで「THE ROLLING STONES(ザ・ローリング・ストーンズ)」に出会い、そこで知ったアルトサックスをきっかけに吹奏楽部に入部したのだそう。当時はアルトサックスのインストラクターを目指していたそうだが、そこからなぜ歌手という道を歩み始めたのか。その経緯について、安斉さんはこう語った。

「入学した高校には吹奏楽部がなくて、どうしようと思っていたんです。ちょうどそのときに出会った松浦さん(エイベックス株式会社代表取締役会長、元CEOのMax Matsuura)に『歌やってみなよ』と言われたのをきっかけに、原宿のエイベックス・アーティストアカデミーに毎日通うようになりました。最初は『歌ったことがないのに大丈夫かな……』と思っていたんですけど、やってるうちに『のども楽器のひとつだな』と思うようになった。そこから歌うのが楽しくなってきて、今に至ります」(安斉さん)

 そんな安斉さんが、1月25日に新曲『YOLOOP』をリリース。タイトルは「友達と夜の高速道路を走っているイメージ。そんな夜が続けば(ループすれば)いいなという思いでつけた」のだそう。

LINEで送る

関連記事