昭和から変わらぬ人気 個性豊かな顔が魅力の『たぬきケーキ』←最近の傾向は”大人向け” | ラジトピ ラジオ関西トピックス

昭和から変わらぬ人気 個性豊かな顔が魅力の『たぬきケーキ』←最近の傾向は”大人向け”

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 たぬきのフォルムをしているケーキとして知られている「たぬきケーキ」。昭和のころには数多くのケーキショップでショーケースに並んでいましたが、実は、現在も変わらぬ人気を誇っています。今回は、たぬきケーキの魅力や最近の傾向などについて、たぬきケーキ研究家の松本さんに話を聞きました

『タヌキ』日月堂リラ(静岡県静岡市)

――たぬきケーキに魅了されたきっかけは?

【松本さん】 子どものころ、近所のケーキ屋さんで作られていたたぬきケーキが好きだったことがきっかけです。そのお店では『タヌキ』という名前で販売していました。その後大人になり、友人と話している際に、子どものころに買ってもらっていた『タヌキ』(たぬきケーキ)がほかにもあったことを知り、たぬきケーキについて調べるようになりました。

――たぬきケーキが誕生したきっかけは?

【松本さん】 わかりません。多くの説がありますが、結局どこで誕生して、いつからこのような形で販売されたのかなど、いまだにわからない部分が多い謎のケーキです。ただ、多くのケーキ屋さんで並ぶ定番商品でした。

――現在、たぬきケーキを提供しているお店は全国で何店舗ほどあるのでしょうか?

【松本さん】 テレビやメディアの影響によって一時的に増えることもあり、もともと400店舗ほどで提供されていましたが、現在は約200店舗に落ち着いていると思います。多くのケーキ屋さんの定番商品でしたが、現在は時期によって変動の大きい商品となっていますね。

――昭和と現在で違いはあるのでしょうか?

【松本さん】 ものにもよるのですが、最近は大人向けに作られているものもあります。あとは、価格が上がりました。かつては子どものおこづかいで購入できる価格でしたが、500円前後の商品が増えましたね。

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Clip | ラジオ関西 | 2023/02/09/木 15:00頃~

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