サッカー・J1リーグの開幕を目前に控えた9日、ヴィッセル神戸の監督や選手らが神戸市役所を表敬訪問し、2023シーズンの健闘を誓いました。
市役所を訪れたのは、吉田孝行監督、武藤嘉紀選手、菊池流帆選手、千布勇気社長の4人です。
ヴィッセルは昨シーズン、開幕から3か月間、J1リーグ戦で11試合勝利がないなど出遅れ、一時は最下位に低迷。後半戦で9勝をあげて挽回しましたが、J1では11勝7分け16敗という成績で、13位に終わりました。
巻き返し、そして、上位進出を狙う今シーズン、吉田監督は「少しけが人は出ているが、チームとしては順調に仕上がっている。昨年は悔しい思いをしたので、開幕から全開でいきたい」と抱負を述べました。
また、ヴィッセルでは3シーズン目となる武藤選手は、「昨年は自分たちの力のなさを痛感した。一致団結し、ほとんどの試合を勝利で終えられるよう、過信することなく頑張りたい」と意気込みました。
名前入りのユニフォームを受け取った久元喜造市長は、「ヴィッセル神戸が勝つと、神戸が元気になる。悲願のJ1優勝を期待している」とエールを送りました。
ヴィッセルは18日、ホームのノエビアスタジアム神戸で、アビスパ福岡と開幕戦を戦います。