歴史小説作家、司馬遼太郎さん(1923~96年)ゆかりの司馬遼太郎記念館(大阪府東大阪市)で3月12日(日)、恒例の落語会「菜の花寄席」が開かれる。
司馬さんが愛し、自宅庭でも育てていた「菜の花」をタイトルに付けた同落語会は14回目。今回は、「日本の話芸で聴く『血統噺』~カエルの子は本当にカエルなのか~」をテーマに、落語、講談、浪曲が披露される。
今年は司馬さん生誕100年に当たり、同館の学芸員は「菜の花に囲まれた記念館で、楽しい時間を過ごしてもらえたら」と話している。
3月12日(日)午後2時から同館ホールで開演。演目とタイトル、出演者は以下の通り。
▽落語「浜野矩随~父は名人!子は凡人!?~」桂春蝶
▽講談「難波戦記・真田幸村~真田の血筋と大坂の陣~」旭堂一海
▽浪曲「柳生一族の親子決戦!~柳生二蓋傘~」真山隼人、沢村さくら(曲師)
入場料3,000円(入館料を含む)。参加申し込みは電話かファクス(住所、氏名、電話番号を明記)で同館「菜の花寄席係」へ。
電話06-6726-3860。