20年間、こうした節目をくぐり抜けながら、前を向いて生きてきた。しかし、妻が殺められた事件には節目はない。
「未解決事件について捜査機関がこれまでのあり方を検証するべきだ」と訴え、自らも「その信憑性(しんぴょうせい)を確かめるべきだった」と振り返り、妻・和子さんへ犯人検挙の報告ができる日が来ると信じている。
◆情報提供は兵庫県警・須磨警察署捜査本部、電話078-731-0110へ。
《未解決事件》神戸市須磨区 女性強盗殺人事件から20年 夫は信じる「妻へ犯人逮捕の報告、必ず」
2023/02/19
関連記事
-
《未解決事件》神戸市須磨区 女性強盗殺人事件から18年 犯人へ怒り「逃げ隠れの人生、それでいいのか」
2021/02/22
-
《未解決事件》神戸・須磨区 女性強盗殺人事件から17年 夫は訴える「残された家族の2つの時間軸」
2020/02/20
-
《未解決事件》「生きていれば22歳、たくさんの可能性が……」加古川市・小2女児刺殺事件から15年、情報提供求める 兵庫県警
2022/10/15
-
《相次ぐ少年事件記録廃棄》「戦後最大の少年事件、廃棄でおしまいにするのか」遺族・土師守さん驚愕と怒り 神戸家裁へ調査求める要望書提出
2022/10/28
-
《相次ぐ少年事件記録廃棄》神戸連続児童殺傷事件遺族・土師守さん、最高裁へ「わずかな希望も失われ…国民と司法、常識に”ずれ”」
2023/02/15
-
「今、苦しむ被害者に救いの手を」神戸連続児童殺傷事件遺族・土師 守さんら、支援条例制定求め斎藤兵庫県知事と面会
2022/05/24