《ウクライナ軍事侵攻1年》“奏でる心”リビウから避難、9歳の少女「バンドゥーラ」の響き、故郷へ届け | ラジトピ ラジオ関西トピックス

《ウクライナ軍事侵攻1年》“奏でる心”リビウから避難、9歳の少女「バンドゥーラ」の響き、故郷へ届け

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 コンサートに訪れた兵庫県宝塚市の男性は「収束が見えない軍事侵攻で、幼い子どもや女性が犠牲になっているニュースに接すると、いたたまれない気持ちになる。無関心になってはいけない」と話した。

 また、大阪市中央区の女性は「衝撃的な(戦地の)映像を見ると、『これが今、本当に起きていることなのか』と、目を疑ってしまう。この戦いは、いつまで続くのか。ひとりひとりでは微力かも知れないが、支援の輪を広げたいと思う。アナスタシアさんのバンドゥーラ演奏、可愛らしくて、けなげな姿に逆に力を与えてもらった。平和を取り戻したウクライナに帰って、素敵な音楽家になってほしい」と話した。

ウクライナでデザイナーとして活動する友人、オレーナ・ロマノワさんがデザインした服を会場でチャリティ販売するヴァルヴァラさん
ヴァルヴァラさんの妹、ダリナさんは28歳 キーウに住み、3人目の子どもを身ごもっている

 コンサートにはウクライナからの避難民も招待された。主催した日本ウクライナ文化交流協会(大阪府八尾市)は、現地のNGOと協力し、ウクライナ西部に避難所を開設している。コンサートの収益の一部は運営費用に充てるという。

日本ウクライナ文化交流協会が西ウクライナに開いた避難所(画像提供・日本ウクライナ文化交流協会)
避難所開設準備を進める日本ウクライナ文化交流協会・小野元裕会長(左)と、現地で救援活動を続けるアンドリー・ブチネフ氏(画像提供・日本ウクライナ文化交流協会)

 日本ウクライナ文化交流協会では、西ウクライナでの避難所開発費や維持費の寄付を募っている。

      ■銀行口座 三井住友銀行・八尾支店 普通 2012746
      ■名義 日本ウクライナ文化交流協会


 【日本ウクライナ文化交流協会 オフィシャルウェブサイト】

 【Ono Aki オフィシャルウェブサイト】

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