コンサートに訪れた兵庫県宝塚市の男性は「収束が見えない軍事侵攻で、幼い子どもや女性が犠牲になっているニュースに接すると、いたたまれない気持ちになる。無関心になってはいけない」と話した。
また、大阪市中央区の女性は「衝撃的な(戦地の)映像を見ると、『これが今、本当に起きていることなのか』と、目を疑ってしまう。この戦いは、いつまで続くのか。ひとりひとりでは微力かも知れないが、支援の輪を広げたいと思う。アナスタシアさんのバンドゥーラ演奏、可愛らしくて、けなげな姿に逆に力を与えてもらった。平和を取り戻したウクライナに帰って、素敵な音楽家になってほしい」と話した。
コンサートにはウクライナからの避難民も招待された。主催した日本ウクライナ文化交流協会(大阪府八尾市)は、現地のNGOと協力し、ウクライナ西部に避難所を開設している。コンサートの収益の一部は運営費用に充てるという。
日本ウクライナ文化交流協会では、西ウクライナでの避難所開発費や維持費の寄付を募っている。
■銀行口座 三井住友銀行・八尾支店 普通 2012746
■名義 日本ウクライナ文化交流協会