女子が憧れる胸キュンシチュエーションが話題のラブストーリー。人気コミックを映画化した『なのに、千輝くんが甘すぎる。』が3月3日(金)全国ロードショーされます。
高校で陸上部に所属する千輝彗(ちぎら・すい)が物語の主人公。
千輝くんはエーススプリンターで学校一のイケメンです。いつも女子の取り巻きが20人くらいいるモテモテ男子なのですが、塩対応です。
千輝くんと同じ高校に通う如月真綾(きさらぎ・まあや)は、園芸部の山田のことを好きで人生初の告白をします。
「ずっと好きでした」
「誰? 顔知らないし」
思い切って気持ちを打ち明けたのですが、簡単にフラれてしまいました。山田にSNSでキモいと書かれ、落ち込みます。
失恋した真綾に、どういうわけか千輝くんが提案します。
「好きな人、無理に探すくらいなら、俺に片想いすれば?」
「えっ?」
「片想いごっこ」
千輝くんの言う“片想いごっこ”とは、片想いしているフリをして日頃の生活を送ること。
千輝くんは「失恋の記憶、早く俺で上書きして」と言います。真綾が千輝くんを好きになったと思い込むことで、楽しく幸せな気持ちになり、失恋の傷みを忘れられるだろう、という千輝くんなりの優しい解決策でした。