毎年次々と新しい商品やブームが登場するスイーツ界。果たして今年、2023年にはどんなスイーツが流行するのでしょうか!?
このたびラジトピ(ラジオ関西)で、流行に敏感な兵庫県内の大学生にアンケートを実施。アンケート結果を発表すると同時に、ランクインした「今年流行しそうなスイーツ」や、気になるワードについても紹介します。
【アンケート結果発表】
Q. 2023年に流行すると思うスイーツは? ※ 選択式(一部自由記述)・複数選択可
第1位(10票) 10円パン
第2位(8票) カヌレ、クロッフル
第3位(7票) 台湾カステラ
第4位(6票) センイルケーキ、わらび餅ドリンク
第5位(4票) トゥンカロン、ネオ和菓子、ヴィーガンスイーツ、ミニクグロフ、デザート系ベーグル
第6位(3票) グミ、レインボーかき氷、カッサータ、搾りたてモンブラン、進化系バターサンド
第7位(2票) 韓国ワッフル、ビクトリアケーキ、バターサンド、進化系バウムクーヘン、ホットク
第8位(1票) 韓国風かき氷、レインボー系チーズフード、マカロン、2Dケーキ、3Dケーキ
Q. 流行スイーツの最新情報は、どこから知ることが多いですか? ※ 選択式・複数選択可
第1位(29票) インスタグラム
第2位(18票) TikTok
第3位( 6票) テレビ
第4位( 5票) ネットニュース
第5位( 3票) Twitter
第6位( 2票) その他SNSなど
第7位( 1票) 口コミ
ここ最近ではSNSやメディアでもすっかりおなじみの「10円パン」が堂々の第1位に。ラジトピでも昨年12月に紹介しました。
とくに、大阪・道頓堀などに店を構える「大王チーズ10円パン」は、10円硬貨そっくりなビッグサイズの見た目と、割った時にあふれ出すチーズが話題となっています。ちなみに販売価格は10円ではなく500円なのでご注意を。
この10円パン。元々は韓国・慶州の観光名所「仏国寺(プルグッサ)」の境内にある国宝「多宝塔(タボタッ)」が描かれた「10ウォン硬貨」のデザインをそのままお菓子にしたところ、SNSを中心に大ヒット。「慶州10ウォンパン(旧 黄金10ウォンパン)」として韓国でヒットしたスイーツが日本に上陸して「10円パン」に形を変えたのだとか。
とにかく写真・動画映えする商品だけあって、アンケートでも「ストーリーでよく見るから」(ノブさん 19歳・女性)とのコメントも寄せられました。
第2位には、昨年から引き続き流行中の「カヌレ」と、人気急上昇中の「クロッフル」がランクイン。
まずは、フランス発祥のカヌレ。
カヌレ目当ての来店客も多いという、神戸・三宮のパティスリー「CÔNE(コーヌ)」(兵庫県神戸市中央区)のシェフパティシエ・本岡さんは、昨年からのカヌレブームについて「一過性のブーム到来というより、『定番の商品』として消費者の方に認識していただけるようになった気がします」と考察。
アンケートでも「カヌレを初めて食べた時、とてもおいしいと思ったことを今でも覚えている」(さちさん 19歳・女性)との声が。魅惑の味わいで、ブームから定番へとなりつつあるようです。
そんなカヌレの魅力について、本岡さんは「一番は、外側のカリッとした食感と中側のムチッとした食感のコントラスト」と語ります。同店のカヌレも、賞味期限は当日、配送不可とするなど、食感を損なわないために工夫しているそう。「飾りつけや色々なフレーバーなどは無く、基本に忠実なラム酒とバニラのクラシックなカヌレのみ」にこだわって販売しています。