【リポート】「0泊3日」の弾丸フェリー旅を20代記者が初体験 「寝られるの?」「現地ではどう過ごす?」【大阪-別府】 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

【リポート】「0泊3日」の弾丸フェリー旅を20代記者が初体験 「寝られるの?」「現地ではどう過ごす?」【大阪-別府】

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大分の郷土料理「りゅうきゅう」。大分の漁師が、沖縄(琉球)の漁師につくり方を教わって地元に持ち帰ったことからこの名がついたなど、諸説ある
好みでわさびやゆずこしょうを乗せる。途中からは茶漬けにすると味わいや食感が変わるため、試されたい

 タレに絡めてあるお刺身をご飯に乗せ、お好みでネギやゴマ、ワサビ、柚子胡椒を乗せるだけ。ほんのり甘い濃厚なタレが白米によく合い、薬味のピリリとした刺激が面白い。これは箸が止まらない! 出汁をかけ、茶漬けでも楽しめます。

 大の大人が、調子に乗って食べすぎました……。ケーキや、別府温泉の源泉で蒸し上げたというプリン、フルーツといったデザートもありましたが、食べることができず(涙)。帰りに持ち越しです。

◆船旅だからこその絶景! 3つの大橋の下をくぐる

 さんふらわあの大阪~別府間航路は、瀬戸内海を通り、数々の島の間を縫うようにして進んでいきます。その間に、明石海峡大橋、瀬戸大橋、来島海峡大橋という、3つの大きな橋の下を通るのです。これは船上だからこその経験で、とても楽しみにしていました。

 部屋で、満たされたお腹を休めていると、明石海峡大橋の下をくぐるとされていた時刻(午後8時15分)になりました。展望デッキに出てカメラを構えます。きれいにライトアップされた橋が近づいてくる……と思いきや、遠ざかっていくではありませんか!

思い返せば、レストランで案内のアナウンスがあったのに……食べるのに夢中で全く聞いていませんでした。大いに反省。ちなみに、瀬戸大橋(午後11時50分)も同様に見逃し、来島大橋(午前2時5分)を過ぎている頃は夢の中。冒頭の信条はどこへ?(笑)。

遠ざかってゆく、ライトアップされた明石海峡大橋。橋の下をくぐることができるのは船旅ならではの楽しみ方のため、見逃されないようおすすめする
アトリウムでプロジェクションマッピングショー。天井に星空やキレイな風景が浮かび、多くの乗客が見上げていた

 少々強めの自己嫌悪に陥っていると、3層吹き抜けのアトリウムではプロジェクションマッピングショーがスタート。天井に星空やキレイな風景が浮かび、傷ついた(?)心を癒してくれました。

 それから、このあたりで早速、部屋の鍵をなくしました。踏んだり蹴ったりです。ちなみに、ルームキーはQRコードをドアについた機械に読み取らせる仕組み。開けていただいたスタッフさん、その節はどうもありがとうございました。

◆船外の様子を見ることができる「展望大浴場」は、何度でも入りたい。

無事に部屋に入ることができ、楽しみにしていた、「展望大浴場」へ。もちろん写真は撮ることはできませんでしたが、本当にキレイ! 窓からは船外の風景をばっちり見ることができます。ジェットバスがついていて、疲れた体をほぐしてくれました。脱衣所や洗面所も清潔の一言です。

展望大浴場は乗船後の夜と、朝の2度入ることもできる
大きな窓からは海上の様子が見える。夜よりは朝のほうが見通しはよい

 風呂上がりには自動販売機コーナーでビールを購入し、部屋で一人カンパイ。そうそう、スマートフォンの電波は部屋の配置によってつながったりつながらなかったりしますが、無料のWi-Fiがすべての部屋で使えるため大きなストレスではありませんよ。スマートフォンでラジオを聞きながら、午前0時30分に就寝。おやすみなさい。

◆心配していた睡眠はどうだったか?

 5時30分にアラームが鳴り、スッキリ起床。おはようございます。心配していた寝心地は……すこぶる快適! 個人差はあるでしょうが、私は一度も目が覚めることはありませんでした。むしろ、多少の揺れがあったほうが眠りにつきやすいのでは…? と感じましたね。

 朝食もレストランで。なんと、昨日の夜とはカレーの味わいが違う! めちゃくちゃ感動しました。昨夜の反省を踏まえ、朝は少々抑え目に。部屋のテレビでニュースを見ながらコーヒーを楽しんでいると、アナウンスが流れていよいよ下船の時間。まだ少し暗い。約10年前に旅行で訪れて以来、久方ぶりに大分の地に足を踏み入れます!

カレーは夜にも用意があるが、朝とは味わいが変わっていた。細かな点だがうれしい
フェリーを降りてすぐ、眼前には白く染まる鶴見岳が
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