◆少しでも多くの観光名所を回りたい! そんな時には車とレンタサイクルが便利?
7時ごろに下船。まずはレンタカーに乗って8時間ほどかけ、「原尻の滝」(豊後大野市)や「九重“夢”大吊橋」(玖珠郡九重町)などの観光名所を回り、最後は湯布院に立ち寄りました。
「やまなみハイウェイ」(県道11号)を走っていると、熊本県に入る場面も。白く染まる、雄大なくじゅう連山の絶景を楽しみました。別府市から南西方向に大きな円を描き、右回りでドライブ・観光しましたが、道中ではとり天をはじめとする大分名物や、鹿肉や猪肉を使ったジビエ料理を楽しむことができ、とても有意義なものでした。移動時間が長いことに目をつむることができるようでしたら、このルートはおすすめです。
最も印象に残ったのが、120年近い歴史ある酒蔵「牟禮鶴酒造」(豊後大野市)。神戸市内の飲食店で一度飲んだ時、その味わいに感激し、今回どうしても行ってみたいとアポなしで訪問しました。2月中旬からの仕込みを前に、まだ稼働していない、麦の香りがふわりとするお酒づくりの現場を見学させていただくなど、温かく迎え入れてくださいました。麦焼酎を中心に、少数精鋭で丁寧なお酒造りをされています。見かけた際にはぜひ飲んでみてください!
16時ごろに一度フェリー乗り場に戻り、ロッカーに購入したものなどを詰め込んだ後、最後はレンタサイクルで別府市内を観光。フェリーターミナル内にポートがあり、とても便利です。「地獄蒸しプリン」で名高い岡本屋売店まで、45分ほど必死に坂を上ります(電動アシスト機能におんぶにだっこ)。
その後はほとんどペダルを漕ぐことなく坂を下りながら、「大分香りの博物館」に立ち寄ったり、「別府地獄めぐり」のポイントを写真に収めたりとラストスパート。フェリーターミナルに帰り着いたのは18時過ぎ。もうヘトヘトです。搭乗の手続きを経て、18時半に帰りのフェリーに乗り込みました。