音・布・光が織りなす、国内外で活躍の「仕立て屋のサーカス」神戸の公民館で特別公演・今月18、19日 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

音・布・光が織りなす、国内外で活躍の「仕立て屋のサーカス」神戸の公民館で特別公演・今月18、19日

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「KOBE Re:Public Art Project」(主催:神戸市経済観光局)は、3月18日(土)と19日(日)に入江地域福祉センター(兵庫区西出町)で「仕立て屋のサーカス」公演を開催する。音楽家・演出家の曽我大穂、服飾家のスズキタカユキらによる、音と布と光で織りなすパフォーマンス。ゲストに経済思想家の斎藤幸平を迎え、レクチャーも行う。入場無料。

「仕立て屋のサーカス」主宰・曽我大穂

「KOBE Re:Public Art Project」は、様々な分野のアーティストが神戸市に滞在し、新たな神戸の魅力を発掘・新しい形のパブリックアートを創出する試みとして2022年9月にスタートしたプロジェクト。メインキュレーターには森山未來を迎えている。

 今回公演を行う「仕立て屋のサーカス」は、身の回りにあるものを使って即興的にサーカスのような空間をつくり出す舞台芸術グループ。これまで劇場、美術館、元小学校の施設などあらゆる場所で開催されてきた彼らの公演は、“比類のないサーカス”、“没入する舞台体験”と形容され、日本各地、ヨーロッパやアジア各国でも高い評価を得ているという。

「仕立て屋のサーカス」 音・布・光で構成される空間に圧倒される

 歴史学者、文化人類学者などさまざまなパートナーと手を組み公演を行ってきた彼らが今回ゲストに迎えるのは、経済思想家の斎藤幸平氏。昨年冬に神戸市内で行われたリサーチ活動から、今回の公演では「人と地域をつなげる」場所として、地域のコミュニティスペースである公民館(福祉センター)に着目。神戸市に点在する公民館の価値を再定義すべく、斎藤幸平によるレクチャーを取り込んだ公演を行う。

経済思想家・斎藤幸平

 開演は、18日(土)は午後6時、19日(日)は午後4時(開場は開演の1時間前)。いずれも公演時間は2時間を予定している。無料で鑑賞することができるが、会場の収容人数に限りがあるため先着順での案内となる。

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