神戸市内でのいちご狩りが、18日からスタートします。17日には3年ぶりに開園式が開かれ、いちご農家は「2023年は生産量・質ともにとてもよい出来。いちご狩りを通して、春の訪れを感じてほしい」と話しました。6月上旬ごろまで楽しめるということです。
神戸市でいちごの栽培が始まったのは、約100年前の1921(大正10)年ごろとされています。1960(昭和35)年ごろには、「宝交早生」(ほうこうわせ)という品種を導入し、トンネル栽培やハウス栽培を取り入れたことで、11月下旬から6月上旬の間、収穫できるようになりました。23年は、北区と西区にある計26のいちご農園が足並みをそろえ、いちご狩りを楽しむ観光客を受け入れます。
17日には、一足先に地元の「大沢幼稚園」と「ぽれぽれ園」の園児らがハウスの中でいちご狩りを楽しみました。「甘い!」「大きい!」と口を揃え、口いっぱいにいちごを頬ばり、笑顔を見せていました。
料金はどの農園も同じで、大人(中学生以上)は2,100円、小学生は1,600円、3歳以上の子どもは1,300円、3歳未満の幼児は無料です。前日までの予約が必要で、団体で参加する場合などには割引を受けられます。
いちご狩りが楽しめる農園の一覧など、詳細はこちら(神戸市観光園芸協会HPより)。