南北朝時代の色彩、8年がかりの修理で鮮やかに 東寺の寺宝『弘法大師行状絵巻』 宝物館春期特別公開 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

南北朝時代の色彩、8年がかりの修理で鮮やかに 東寺の寺宝『弘法大師行状絵巻』 宝物館春期特別公開

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 東寺を訪れる人々は空海を「弘法さん」と呼び、月命日の21日には約千もの露店で賑わい、「弘法市」として親しまれている。作家・司馬遼太郎は生前、京都で知人と待ち合わせる場所は、空海が寝泊まりしたとされる東寺の御影堂(みえどう)の前と決めていた。
 東寺の三浦文良執事長は「生誕1250年、さまざまな宗派を越えて信仰されている“弘法さん”を、ビジュアルで感じてほしい」と話す。

東寺・御影堂(国宝) 境内西側の築地塀で囲まれた”西院”という区画の中心をなす 2020(令和2)年3月、約4年の修理工事を終え、“弘法さん”信仰の拠点がよみがえった
東寺・宝物館1階 絵巻の奥には「五重小塔」(鎌倉時代作・重要文化財)を展示

《「弘法大師行状絵巻」修理完成記念》
東寺と弘法大師行状絵巻 – 深き徳 高き志 –

◆会期 2023年3月20日(月)〜5月25日(木)※会期中無休
◆拝観時間 午前9時〜午後5時(拝観受付は午後4時30分まで)
◆入館料 大人500円(400円) 中学生以下300円(240円) ※()内は30人以上の団体料金
  ※期間中、一部展示替えあり(重要文化財「弘法大師行状絵巻」は、前期に巻一から巻六を、後期に巻七から巻十二を展示)

前期 2023年3月20日(月)~4月21日(金)
後期 2023年4月22日(土)~5月25日(木)


 【東寺~世界文化遺産 真言宗総本山 教王護国寺 公式ウェブサイト】

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