朝ごはんを食べることの大切さを広くアピールしようと、神戸市の食品メーカー4社が人気ベーカリーとタッグを組み、総菜パンを販売する『KOBEパンフェス』が1日から開催されています。
神戸市では、時間がない、などの理由から朝ごはんを食べない若い層が多くいることを受け、エム・シーシー食品、カネテツデリカフーズ、フジッコ、六甲バターの4社と、イスズベーカリーなどのベーカリー8店が協力し、「朝ごはんに食べたくなるパン」を11種類考案しました。どんな食品にも合うパンと、各社の主力商品とが組み合わさり、個性あふれる商品が生み出されました。
エム・シーシー食品の「神戸長田牛すじぼっかけ」とカレーを使った『ぼっかけカレーパン』には、隠し味にフジッコの「塩こんぶ」が使われています。2022年のネーミング大賞を受賞した、カネテツのカニ風味かまぼこ「ほぼカニ」が使われた『ほぼカニ・カーニバル』はカニの形で、胴体には肉味噌と新玉ねぎが、ハサミには筍サラダが詰まっています。そのほか、六甲バターのQBBチーズはたんぱく質や鉄分などの栄養がプラスされています。
フェスの期間は30日までで、商品のラインアップや、販売される15店舗の情報などはツイッターで確認できます。実際に食べたパンの投稿などで、各メーカーのおすすめ商品が当たるキャンペーンも同時に実施されていて、担当者は「神戸のまちを散策しながら、自分の”推しパン”を見つけて楽しんでほしい」と呼び掛けています。