《阪急を生んだ鉄道王・小林一三生誕150年》”思わず、ウワーッ!” 世代問わず懐かしい「阪急昭和モダン図鑑」大阪・池田 逸翁美術館 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

《阪急を生んだ鉄道王・小林一三生誕150年》”思わず、ウワーッ!” 世代問わず懐かしい「阪急昭和モダン図鑑」大阪・池田 逸翁美術館

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宝塚植物園・世界一の大鬼蓮(オオオニバス)子ども2人なら楽々と乗せられるとの案内が 1939(昭和14)年<※画像提供・阪急文化財団 逸翁美術館>

 小林一三は、より便利で楽しい生活を提供するために、交通網の拡大、百貨店の拡充、郊外住宅地の開発、劇場や球場の大規模化、遊園地の拡張整備などを進めた。これらを土台として、阪急沿線にも都市と郊外の新しい文化を享受する「昭和モダン」の華が咲き誇った。今回の展示では阪急文化財団が運営する企業図書館「池田文庫」(逸翁美術館に隣接)が所蔵するポスター、写真、ファッション雑誌、映像などを通じてその姿に迫る。

※法人として正式に「阪急電鉄株式会社」となるのは1973(昭和48)年。これまでに1943(昭和18)年、京阪電気鉄道と合併して京阪神急行電鉄に改称

阪急神戸駅(三宮)ジオラマ
神戸高架乗入開通 1936(昭和11)年

◆逸翁美術館では小林一三生誕150年を記念し、2023年度は第2弾以降、以下の展示を企画している。

第2弾「はっけん!小林一三と宝塚」展 2023年7月1日(土)~9月3日(日)
小林一三生誕150周年と、宝塚音楽学校創立110周年にちなみ、小林一三と宝塚に焦点をあてる。

第3弾 「楽しい茶の湯 タノシイチャノユ」展 2023年9月23日(土祝)~12月17日(日) 
茶道を好む風流人としての小林一三を取り上げる。

第4弾 「Theコレクター逸翁 ~その収集に理由アリ~」展 2024年1月20日(土)~3月17日(日)
小林一三の収集品は、絵画や古筆、茶道具など多岐にわたる。このうち思い出深い作品をエピソードとともに紹介する。

阪急沿線名所ポチ袋 1931(昭和6)、1932(昭和7)年 大阪・梅田、みのお公園、宝塚新温泉が描かれている<※画像提供・阪急文化財団 逸翁美術館>

《小林一三生誕150年・記念展示 第1弾「阪急昭和モダン図鑑」展(2023年4月15日~6月18日)》

観覧料 一般 700円、大・高生 500円、中・小生以下無料、シニア(65歳以上)500円
休館日 毎週月曜日 
アクセス 阪急電鉄宝塚線 池田駅から北へ徒歩約10分
お問い合わせ 公益財団法人阪急文化財団 逸翁美術館 TEL 072-751-3865


 【逸翁美術館 オフィシャルウェブサイト】
 【阪急文化財団 公式ツイッター】

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