グランフロント大阪 街びらき10周年 累計来場者、4億7000万人のにぎわい空間に | ラジトピ ラジオ関西トピックス

グランフロント大阪 街びらき10周年 累計来場者、4億7000万人のにぎわい空間に

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 その16年前、阪神・淡路大震災が起きた。復興した被災地・神戸に隣接する日本で第二の都市・大阪が神戸や京都を結ぶ"ハブ”にならないか…
 関西にはこのほか、奈良、和歌山という観光資源があり、大阪湾を中心としたベイエリアもある。それまで各府県が独自性を重んじるあまり、バラバラになっていたかに見えた関西を、大阪駅を「核」とすることで、つなぐことができないだろうか、これがひとつの”ミッション”となり、グランフロント大阪はその2年後にオープンする。

 開業7周年を迎えた2020年春、新型コロナウイルス感染急拡大の影響で、商業施設として長期の休業を余儀なくされた。ただ、巨大な建造物ならではの大きなアトリウムは「密」になりにくく、毎年クリスマスシーズンに向けた、恒例のイルミネーションの祭典「Grand Wish Christmas(グランウイッシュクリスマス)」は、中止することなく、多くの人々を魅了した。
 2023年3月現在、500社以上の企業や店舗が入居し、就業者数は2万人以上にのぼる。

2020年4月の緊急事態宣言発令中、うめきた広場から人が消えた
休業中も「街」として何ができるか、模索が続いた

 約24ヘクタールもの広大な敷地。大阪駅に直結する関西の「最後の一等地」、2年後には大阪・関西万博が開幕する。関西をつなぎ、世界をつなぐべく鉄道網の整備も進む。さらなる進化への期待は大きい。

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◇10周年の2023年、「街」はダイナミックな"遊び場"に


【グランフロント大阪10周年 特設サイト】

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