◆鉄アナ・羽川英樹「行ってきました!」
2024年春に金沢から敦賀まで延伸する北陸新幹線。福井県の県庁所在地・福井市も、県内待望の新幹線を迎える準備がすっかり整っています。
JR福井駅の西口も「恐竜広場」が整備され、東口では新幹線の駅舎がその全貌を見せています。また、路面区間を走る福井鉄道もJRの駅前まで乗り入れ、市街地を貫くフェニックス通りでは市内初の高さ120メートル・28階建ての高層ツインビルが建設中。そこにはマリオットホテル(コートヤード・バイ・マリオット福井)もオープンする予定です。
そして新幹線ホームの横で、オレジ色の駅舎が目をひくのが「えちぜん鉄道」です。相次ぐ列車衝突事故で廃止になった京福電鉄のあとを受け継ぎ、2003年に第3セクターとして開業。勝山永平寺線と三国芦原線の2路線を持ちますが、今回は三国芦原線で「福井」から「三国港」(みくにみなと)まで乗車してきました。
“えち鉄”の始発駅「福井」は2018年に高架化され、天井は永平寺の格天井風で、壁面にも地元産のスギ材がふんだんに使われています。2階のホームからは2両編成の列車が、三国港方面は平日昼間30分おきに運行されています。車内には昼間は女性アテンダンドも乗務し、乗車券の販売・車内放送・観光案内・高齢者の乗降補助などを担当します。
2つ目の駅「福井口」までは、高架区間を北陸新幹線と並走していきます。ここで勝山永平寺線と別れ告げ、高架から地上へと降りていきます。
「田原町」では福井鉄道と接続。ここから相互直通運転を行う「鷲塚針原」までは低床車も走るため、どの駅も低床用と普通用とホームが2段構えで設置されています。
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