清酒「白鹿」ブランドを展開する辰馬本家酒造(兵庫県西宮市)は、2月22日「猫の日」にちなんで販売した『黒松白鹿 ネコダスケ 特別純米 山田錦』の売り上げの一部を、地元・兵庫県西宮市の「動物愛護基金」に寄付した。
この取り組みは2年連続。
『ネコダスケ』のラベルイラストは、SNSを中心に人気のイラストレーター・オキエイコさんが、”野良猫実質的殺処分ゼロ”への想いを込めてデザインした。
寄付したのは、オンラインと店頭で販売した計416本の売上の一部。猫の日の語呂合わせで、販売価格を1本2,222(にゃにゃにゃにゃ)円(税込)と設定、このうち222(にゃにゃにゃ)円分を寄付金としたため、計9万2,352円が動物愛護のために活用されるという。
西宮市は「人と動物が共生できる街づくり」に向け、所有者のいない猫に対する不妊去勢手術などの支援事業や、市動物管理センターで保管する犬猫などの動物の譲渡推進事業の取組みを通して、実質的殺処分ゼロの取組みを進めている。
現在、センターでは1頭の犬と10匹の猫が保護されており、新しい飼い主が見つかるのを待っているという。
今回の寄付金は、野良猫の不妊去勢手術活動をするための捕獲箱の購入費用や、ミルクボランティアに提供する物品の購入費用などに使われる。