”ママ、輝いてる!”「母の日」ファッションショー、子どもとランウェイ 「手の温もり感じた」「生んでくれてありがとう」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

”ママ、輝いてる!”「母の日」ファッションショー、子どもとランウェイ 「手の温もり感じた」「生んでくれてありがとう」

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■母がいたから、この世に“生”を受けた~島田妙子さん

 はじめに、自らが幼少期に虐待を受けた経験を持つ一般財団法人「児童虐待防止機構オレンジCAPO」理事長、島田妙子さんが講演した。
 神戸生まれの島田さんは、兵庫県児童虐待等対応専門アドバイザーも務めている。小・中学生時代に実父と継母から壮絶な虐待を受け、生命の危険にもさらされた。
 時には涙を流しながら当時のことを話す島田さんは、「(のちに再会した)実母のことを今でも『お母さん』と呼べない。一番嫌いだ」と明かす。

島田妙子さん「”何億分の一”の確率で母親から生まれてきた重みを感じて」
島田さんは児童虐待を食い止める一方、大人の心を助ける必要性を訴える

 しかし、その母親が病に倒れた時に引き取る覚悟を決めた。その理由は「一番嫌いな人に、いちばん優しくしよう。この人(実母)がいたから、私が生まれてきたのだから」と振り返った。
 そして、「”何億分の一”の確率で母親から生まれてきた重みを感じてほしい。お母さんを愛する人、ありがとう言える人、嫌いな人、さまざまだと思う。でも私にとって今、『(実母は)神様から預かったのだ』と思って寄り添っている」と締めくくった。

■がんばるママ「ファッションショー」で輝く

 そして、ママがモデルデビューするファッションショー「Mother’s Collection」が始まった。
 
「WAーGO」が子ども食堂などを通じて呼びかけた20~50歳代の母親約20人が出演。メイクはコシノジュンコさんや桂ユミさんの、関西コレクションなどのファッションショーでヘアメイクを手掛ける岡本圭史さん、衣装は大阪の服飾メーカー「レジィーナロマンティコ」(大阪市住吉区)の角野元美さんが提供した。
 事前にプロのモデルの指導も受け、本番に向けて気持ちを高め、本番に臨んだママたち。

 最初はママがひとりずつ登場、その後、客席にいる子どもと手をつなぎ、再びステージに上がった。


【一般社団法人「WAーGO」公式WEBサイト】

【HAIR MAKE K・C WEBサイト】

【レジーナロマンティコ WEBサイト】


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