近年、日本の様々な研究における国際競争力の低下が指摘されるが、iPS細胞の分野では、日本の研究力・開発力は各国に引けを取らないとのこと。とはいえ外国の企業は資金が豊富なため、対抗するためには日本独自の仕組みを活かし、病院と密接に連携を取りながら開発していく体制作りが重要なのだそうだ。
神戸アイセンターの2階には、公益社団法人NEXT VISIONが運営する「ビジョンパーク」と名のついた場所が設けられている。神戸アイセンターのエントランスと神戸アイセンター病院の待合室を兼ねており、診察や検査の待ち時間に、地域の支援機関、教育機関、患者団体などの人に直接相談したり、アドバイスを受けたりすることができる。「一番大事なのは、患者さん自身が幸せになること」と堀さんは語る。
堀さんは「これからも各所連携を取り合って、患者さんのトータルサポートに取り組んでいきます」と抱負を語って締めくくった。
※ラジオ関西『こうべしんきん三上公也の企業訪問』2023年5月2日放送回より