兵庫県とJRグループが連携して行う観光PR事業「兵庫デスティネーションキャンペーン(DC)」が、7月から9月にかけて行われています。それに合わせ、神戸市にある6つのホテルでは9月末まで、県内各地の食材を使った特別なランチやディナーを楽しむことができます。
それぞれのホテルのシェフが考えた特別なコースメニューが楽しめるのは、ANAクラウンプラザホテル神戸、オリエンタルホテル、神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズ、神戸ポートピアホテル、神戸メリケンパークオリエンタルホテル、ホテルオークラ神戸の6つのホテルで、これらは「KOBEホテル6社会」として、1999年から共同でイベントや企画を行っています。
1日からは、「ひょうごテロワール旅KOBE6ホテル 食の旅 チャリティーランチ&ディナー」と題し、神戸牛や明石の鯛、淡路の玉ねぎや鱧といった兵庫を代表する食材を使ったメニューをランチとディナーで提供しています。価格はいずれのホテルも共通で、ランチコースは1人5千円、ディナーは1万5千円(サービス料・税込み)です。ホテルによって鉄板焼きやフレンチ、中国料理などジャンルは様々で、「6社会」の担当者は「いろいろなホテルをめぐって、“ひょうごの食の旅”を楽しんでほしい」と話しています。
なお、売り上げの一部は、小児がんや難病の子供と家族が治療中に自宅のような環境で滞在できる施設を運営する「公益財団法人チャイルド・ケモ・サポート基金」と、クリニクラウン(臨床道化師)を小児病棟に派遣している「認定NPO法人日本クリニクラウン協会」に寄付され、活動に役立てられます。また、アンケートに答えた人が対象のプレゼントキャンペーンや、複数のホテルをめぐるスタンプラリーも実施されています。