動き始めた夏。まだ油断できない日常。でも何かをやり遂げたい。みんなと一緒に時間を共有したい。夏祭はそのきっかけを与えてくれた。
4年ぶりのギャルみこし、3年間のブランクを考慮して、本来30歳までの上限を33歳までに広げた。40年続く祭の継承を真剣に考えた、実行委員会の計らいだった。
「明日からも、元気振りまけるね!」コロナ禍前年の2019年に参加したアメリカ人の女性(31)は、昨年日本人男性とゴールイン。「在宅勤務は続きます。でも、ギャルみこしで英気を養うことができたら。私が発信する笑顔で、きっとみんなが笑顔になれるはず」と微笑んだ。