大阪人のド定番! 「北極アイスキャンデー」 1970年代には1日3万本←早いもの勝ちだった!? | ラジトピ ラジオ関西トピックス

大阪人のド定番! 「北極アイスキャンデー」 1970年代には1日3万本←早いもの勝ちだった!?

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―――棒がななめになっている理由は?

【久保田】 さまざまな理由があるのですが、1番の理由は“製造作業の効率化”です。一本一本手作りで出来上がったアイスは、取り出すのも手作業。

アイスに対してななめに棒をさすことで隣り合うアイスの棒との距離が近くなり、2本同時に持ち上げることができます。細かいようですが、このわずかな違いが非常に効率的な作業を生み出すのです。

☆☆☆☆☆

 創業から78年が経った現在も、場所も味も変えることなく大阪・難波の夏を支え続ける「北極アイスキャンデー」。今年、店舗改装を行い2階にカフェをオープンしたのだそう。

 久保田さんは「変わらない味を守りつつ、時代にあった形にも変えていく。その裏にはいつも、『お客さんに甘いものを安く・おいしく楽しんでもらいたい』という気持ちがある」と語ります。

 猛暑が予想される2023年の夏。無理をせず、甘く冷たいアイスキャンデーで一服するのもいいかもしれません。

※ラジオ関西『Clip』2023年7月27日放送回より

(取材・文=濱田象太朗)

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