もちろん味の好みはあると思いますが、私は特にオレンジ、バナナ、いちじくがおいしかったです。
オレンジは酸味と苦味が抑えられて甘みが増し、バナナは甘みが増したというよりも調理済みのスイーツを食べているような感じすらしました。
いちじくは熟成度が増したかのように、深い味わいと甘みを感じました。しかも、あと味はスッキリ。
食べてみてわかったのですが、味が薄かったりあまりおいしくないフルーツがおいしくなるわけではなくて、もともとおいしいフルーツだとさらにおいしくなる、という感じでした。
それから、岩塩やフレーバーソルトなど、フルーツによって塩の種類を変えるとさらにおいしさが増すのかもしれません。まあ、これはフルーツに限った話ではなく、すべての料理にも共通することなんじゃないでしょうか。
塩の加減で味が良くなる。“ええ塩梅”ってやつですね。
まだまだ残暑厳しい日々が続いています。フルーツに塩を適量かけて、さっぱりおいしく! 乗り切ってください! ええ塩梅で。
※ラジオ関西『バズろぅ!』2023年8月23日放送回より
(『バズろぅ!』ラジオパーソライター・わきたかし)