ぼんちおさむから得た学び 「その場にいない人の話」をするときの心構え 高山トモヒロが明かす | ラジトピ ラジオ関西トピックス

ぼんちおさむから得た学び 「その場にいない人の話」をするときの心構え 高山トモヒロが明かす

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「その場にいない人の話をする時は、愛を持って」。若手だった頃、ぼんちおさむ(ザ・ぼんち)からそう教えられたと振り返るのは、お笑いコンビ・ケツカッチンの高山トモヒロだ。高山は、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組『Clip』(ラジオ関西)で、ぼんちおさむを「憧れ」と語り、その理由や印象深いエピソードなどを明かした。

写真左から ぼんちおさむ、高山トモヒロ
写真左から ぼんちおさむ、高山トモヒロ

「おさむ師匠は個性が強い。僕らの世界はそういう人を“クセ”が強いて言うんですけど……」と切り出した高山。その"クセの強さ"を実感した体験として紹介したのが、沖縄出身のミュージシャン・RYOEI(リョウエイ)の大阪でのライブで、ぼんちおさむと隣合わせた時のエピソードだ。

 アップテンポな曲では、ぼんちおさむも「盛り上がって“クセ”を発散できる」(高山)が、バラードになると態度に変化が現れるのだという。

「バラード曲では黙っておかないといけないですよね。僕、もう分かるんです。バラード曲が続くと、おさむ師匠がモゾモゾしてるなって(笑)。若手芸人でクセの強い人はそこでワーッと叫ぶと思うんですが、師匠はさすがベテラン、我慢するんです」(高山)

 そしてバラード曲が一段落し、合間に掛け声が入る沖縄民謡『安里屋(あさどや)ユンタ』が演奏された時、「『サー 君は野中のいばらの花か』って歌詞の後、師匠が『サー ウィッ! ウィッ!』って(笑)。誰に迷惑をかけることなく、うまいことクセ出したな! と。隣の僕だけが気付いた。あれは天才やと思います」(高山)

“クセ”の強いおさむ師匠!(写真左)
“クセ”の強いおさむ師匠!(写真左)

 そんなぼんちおさむからは、学びも得たと高山は語る。

 食事の席でのことだった。色々な人のことが話題に上るなか、ぼんちおさむは、その場にいない人のことを話す際の心構えとして「(不在の相手に対して)心の中で『ありがとう』と、愛を持って話さないといけない。そうしないとただの悪口になって、ブーメランとして自分に返ってくる」と説いたのだという。

 発言の背景には、ぼんちおさむ自身の体験があった。

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