「テレビ番組で『(ぼんちおさむは)もう消えたな』って言われてたらしいんです。ちょうどテレビでの露出が減っていた時期でショックだったと。それでおさむ師匠は、『漫才の時に面識のない芸能人を笑いのネタにしたことが、ブーメランになって自分に返ってきたと思った。だから、その場にいない人の話をする時は愛を持った方がいい』と感じたそうなんです」(高山)
高山は「当時はまだ30代でピンとこなかったのが、50代になった今、ようやく分かった」と、時を経て理解に至った諭しの意味をかみ締め、「若い頃から芸人を続け、70歳を過ぎた今でも一線で活躍し、10分、15分の舞台で汗を流しているおさむ師匠は(自分にとって)憧れです」と、ぼんち おさむへの尊敬の念を改めて言葉にした。
※ラジオ関西『Clip木曜日』より