■レトロ雑貨
台湾らしいあたたかみのある雑貨や調味料、工芸品や日用品なども、手に取る人が増えているようです。
台湾発の“レトロかわいい”雑貨などを扱うセレクトショップ「神農生活 あべのハルカス店 」(大阪市阿倍野区)は、レストランと、台湾茶や茶菓子を楽しめる店も併設していることから、台湾好きが多く訪れるスポットになっています。
同店の担当者によると、40~60代くらいの女性客が多く、台湾に行った経験が複数ある人が「懐かしい」と買い物をする姿が目立つとのこと。「『豆花』や『QQボール』など、日本では、食べることのできるお店がまだまだ少ない料理、デザートなどは大変ご好評いただいています」(神農生活 担当者)
■ティーエード
最近では、台湾茶とフルーツを合わせたドリンクも人気なのだとか。「ティーエード」と呼ばれ、実は今、ブームの兆しを見せています。
たとえば、先述の神農生活に併設する「Oolong market 茶市場」の「鉄観音フルーツティー(ピンクグレープフルーツ・ナタデココ)」は、玄米のような香ばしい味わいのお茶・鉄観音と、甘くてほろ苦いグレープフルーツの組み合わせが好評だそう。
タピオカドリンクで知られるティーカフェ「ゴンチャ」にもティーエードのメニューがあり、旬の果物を使用した季節限定ティーエードが発表されるたびにSNSで話題となるなど、注目を浴びています。
ゴンチャのティーエードは、甘さの度合いや、タピオカ、ナタデココ、アロエなどの追加トッピングの選択が可能で、自分好みの味や食感にカスタマイズする人も多いのだとか。「マンゴー阿里山 ティーエード」は、台湾・阿里山産の上質な茶葉を使った烏龍茶に、オリジナルのマンゴーソースを合わせた定番商品とのこと。
ペットボトルタイプも登場しています。
サントリーが、今月5日(火)に全国で期間限定発売したのが「サントリー烏龍茶 好烏龍(ハオウーロン)」。ロングセラー「サントリー烏龍茶」のティーエードです。