———ハロプロがお好きということで、そういった撮影の際は参考にするのでしょうか?
【阪本】それは、しません(笑)!!!「野中さんのポーズ、ちょっと真似してみようかな」とか、そういうのはしないですね(笑)。
【中谷】思ったこともありません(笑)!!
■ボディひとつで話題を提供する中谷
———『うなげろりん』は、基本的にふたりのフリートークだけで構成されていますよね。話すテーマはあらかじめ準備しているんですか?
【阪本】今は、ほんまに即興ですね。『うなげろりん』が始まった当初はスケジュールも緩やかだったんで、ふたりで集まって「次はこんなこと話そう」とかやってたんですよ。でも最近は全然してないですね。
【中谷】僕がDJを披露するとかそうめんを試作するとか、そういうときは下準備してますけどね(笑)。トークの準備はしないですね。
———トークについて、なにか参考にしているラジオ番組はありますか?
【阪本】いや、無いです。
【中谷】ラジオ自体あんまり聴いてこなかったんですよ。かっこつけてるとかではなく、ほんまに通ってきてないんです。
———芸人さんだとライブでもトークをすることがありますよね。舞台上でするトークとラジオのトーク、どんな違いがありますか?
【阪本】トークライブはお客さんがいるんで「ウケないと」と思うんですけど、ラジオはふたりでダベってるだけ。なので、あんまり「聴いてる人がどうか」の目線が無いですね。普段通りの会話っていう感じです。
【中谷】普段雑談してるときも、声量こそ違いますけどラジオみたいな感じですよ。
———ふたりでトークをしていて、相方に対して「すごい」と思うことはありますか?
【中谷】言い回しですかね。阪本からしか聞かへん言葉がボンボン出てくるので、すごいなと思います。
【阪本】中谷はボディひとつで話題を提供してくれるのが、すごいなと思いますね。『うなげろりん』が続くほど「なにしゃべろう」となってくるんですけど、「どうしよう」ってときに「歯が欠けてもうてるんや」とか「ち〇ち〇が痒い」とか……。
【中谷】イッヒヒヒヒヒヒヒヒ!!!!! ええわ(笑)!! 「ち〇ち〇が痒い」って言ってるののなにがすごいねん(笑)。
【阪本】「ち〇ち〇の色白いんや」とか……。
【中谷】俺、あの手この手でお前をびっくりさしてあげてるわけちゃうねん(笑)。
【阪本】「痒すぎてライターで炙ってるんや」とか……。
【中谷】ええねん!!!
【阪本】そんなふうに、自分のボディひとつでいけるっていうのがすごいですね。
【中谷】イーッヒヒヒ!!!!!いや、それ僕は改善したいんですけどね(笑)。辛いことやから(笑)。
■『うなげろりん』はマユリカの名刺
———4月から上京し、『うなげろりん』の収録場所が神戸から東京に変わりました。以前は大阪で待ち合わせして電車に乗って移動していたそうですね。今はいっしょに来ることは無くなったと思いますが、収録に挑むにあたり心境の変化はありますか?
【中谷】以前も、同じ車両にはいましたけど並んで座ってたわけでは無いんです。でも最寄り駅からラジオ関西までけっこう歩くんで、そこで「最近こんなことあったなぁ」とかしゃべってたんですよ。
【阪本】そうですね。しゃべってふざけながら来てたんで、ラジオ前にアイドリングができてたんです。でも今は、ブースに来てすぐ収録。
【中谷】だから、立ち上がりの仕方は以前と違うかもしれないですね。アイドリングせず、急にふかさなあかんみたいな。
———収録環境の変化は、いかがですか?
【中谷】スタッフが神戸時代と変わってないので、そんなに変化は感じてないですね。ブースが変わったくらいです。
【阪本】……ブース、見てのありさまですよ。
【中谷】ありさまとか言うてる!!
【阪本】これがちょっとねぇ、ほんま、狭すぎる(笑)。
【中谷】たしかに、あと倍くらい広かったらだいぶ伸びやかに収録できますね(笑)。
【阪本】この距離でしゃべるんで、ちょっと圧迫感があるんですよね。だから、もっと『うなげろりん』が大きくなったら改装してあげたいですね。
【中谷】だいぶお金いるで(笑)。改装か、もしくはもっと高い家賃を払って広いところにお引越ししてあげるのもいいですね。
【阪本】それが夢ですね。