障がい者と企業をつないで社会・SDGsに貢献を 菓子使ったノベルティも提案 兵庫・明石の企業 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

障がい者と企業をつないで社会・SDGsに貢献を 菓子使ったノベルティも提案 兵庫・明石の企業

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 世界中に大きな経済的打撃も与えた新型コロナ。各企業は、“元に戻す”以上に新たな道の開拓を模索している。そこで今年9月、ポストコロナのビジネスチャンスを探ろうと、地元信用金庫が主催する『こうべしんきん ビジネスメッセ 2023』が兵庫県神戸市内で開かれた。

 今シリーズでは、メッセを通じて発信された、兵庫・神戸の企業の独自技術やサービスを全23回にわたって紹介する。第17回は、福祉サービス事業のグッドフェローズ株式会社(兵庫県明石市)。

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 障がい者の就労支援、高齢者向けデイサービス事業所、障がいのある子どもたちのための放課後等デイサービスを展開しているグッドフェローズ株式会社。

 就労支援では、人手不足の会社からの仕事の依頼が多いという。依頼受注後は、同社の作業所で作業することもあれば、施設利用者とスタッフが他社に赴いて作業を行うこともある。

 同社人財開発部 児童指導員の河部里咲さんは「高齢者や、障がい者認定を受ける方たちが増えつつある世の中で、生きやすい、働きやすい地域社会を作っていきたい」と抱負を口にした。

お祝い、感謝などさまざまなシーンに(提供:グッドフェローズ)
お菓子を活用したノベルティ お祝い、感謝などさまざまなシーンに(提供:グッドフェローズ)

 今回のビジネスメッセでは、同社の事業を紹介する一つとして「お菓子のノベルティ」を展示した。同社では、施設利用者が製造した菓子を企業に提供。その菓子を企業のノベルティとして使ってもらうことで、社会やSDGsへの貢献につなげたい狙いだ。

 菓子の形はさまざまで、動物のモチーフが描かれたかわいらしいデザインもあり、企業名や文言を入れることが可能だそう。河部さんは「お菓子作りが好きな利用者さんと、ノベルティとして使いたい企業様にとってウィンウィンな関係を保つことができるサービス」と説明した上で、ビジネスメッセでは「興味を持ってくれる人が多くうれしかった」と喜んだ。

グッドフェローズ株式会社の河部里咲さん(写真左)、ラジオ関西パーソナリティの三上公也氏
グッドフェローズ株式会社の河部里咲さん(写真左)、ラジオ関西パーソナリティの三上公也氏

※ラジオ関西『こうべしんきん三上公也の企業訪問』2023年10月10日放送回より

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