JR大阪駅北側の大規模再開発区域「うめきた2期」(大阪市北区)。
梅田貨物駅を中心とした通称・梅田北ヤード跡地を中心にした約17ヘクタールの区画で開発されているエリアが「グラングリーン大阪」と命名された。
《記事中画像提供・グラングリーン大阪開発事業者》
2023年3月にはJR大阪駅の地下新ホームも開業し、うめきた2期では急ピッチで整備が進む。このうち2024年9月には“先行まちびらき”として、約4.5ヘクタールの「うめきた公園」が開業する。
グラングリーン大阪を開発する三菱地所など共同企業体(JV)9社によると、「うめきた公園」は、大規模ターミナル駅直結の公園としては世界最大級だという。大屋根付きのイベントスペースや芝生広場も備えた空間となる。
「うめきた公園」は、サウスパーク・ノースパークの2つのエリアで構成され、先行まちびらきはサウスパークの全域とノースパークの一部、またホテルや商業施設が入る「北街区賃貸棟(地上26階、地下3階)」が該当する。
これらが中核施設となり、名称は「JAM BASE(ジャム ベース)」に決定した。音楽の即興演奏を意味する「JAMMING」と基地の「BASE」を組み合わたもの。
「JAM BASE」は、北街区賃貸棟・1階~9階をメインとし、建築家の安藤忠雄氏が建築・監修する「ネクストイノベーションミュージアム(仮称)」、一般娯楽の中に教育的要素を盛り込むエデュテインメント施設やスポーツ施設など5つの拠点を設ける。さまざまな用途や機能を混在させて変化に富んだ空間とし、多様な人々の活動の交わりを生み出すのがねらい。
■ドローン撮影 グラングリーン大阪・サウスパーク全体(ひらめきの道~サウスヒル) ※映像に音声はありません 提供・グラングリーン大阪開発事業者(2023年9月20日撮影)
■ドローン撮影 グラングリーン大阪・サウスパーク全体(ひらめきの道~大屋根)※映像に音声はありません 提供・グラングリーン大阪開発事業者(2023年9月20日撮影)
■ドローン撮影 グラングリーン大阪・パークタワー、ゲートタワー間から南公園 ※映像に音声はありません 提供・グラングリーン大阪開発事業者(2023年9月20日撮影)
【 うめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」オフィシャルサイト】
【 「グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENCE」オフィシャルサイト】