あるとき、『バズろぅ!』調査隊から「家の荷物を整理していたら古い鉄道の切符が見つかった」という連絡が。
早速見に行ってみたところ、それは国鉄(日本国有鉄道)時代にあたる1964(昭和39)年に発行された、特急「こだま」号の切符だったんです。
「こだま」号といえば新幹線を想像するかと思うのですが、違うんです。東京〜大阪間を結ぶ東海道本線を特急「こだま」号として走っていた時代のもので、しかも、当時「硬券」と呼ばれていた厚さ0.6ミリという分厚い厚紙でできた切符だったんです。
「これは相当プレミアついてるんちゃう?」と思い、コレクター向けの鉄道グッズをネット販売している企業に勤めていて切符にも詳しいスタッフさんに尋ねてみました。
「そうですね、レア度が高ければ高いほどプレミアがつきます」という前置きのうえ、詳しく教えてくれました。
なんでも、1964(昭和39)年は新幹線に切り替わった年なのだそう。「在来線『こだま』号が新幹線になったのが同年10月のことなので、この切符は切り替えの数か月ほど前のものですね」とのこと。
「おっ!?」(期待感)
プレミア度をチェックする際にまず見るのが印字部分なのだとか。スタンプや手書きのものと比べて、列車の名前が印刷されているとよりレア度が高いのだといいます。
なるほどなるほど、それによると……。
「これ、スタンプやん!」(残念)