座席にもチェックポイントがあるそうで、「当時の言い方で『1等』『2等』というのがあって、1等はいわゆるグリーン車のこと。ですから、より座席数の少ない1等のほうがレア度は高いんです」と解説。
発見された切符を見てみると……。
「1等って書いてますよ!?」(期待感2)
さらに、当時は改札を通る際に切符を切られたため、下部分に切り込みが入っていることが多いそうなのですが……。見つかった切符には、真横部分に切り込みが入っていました。
「切符の真横に切り込みがあるのは、レアってことなん!? どうなんどうなん!?」(残念なん? 期待できるん?)
さらに、珍しいかどうかはわからないのですが、真ん中に縦に入っている赤い三本線についても尋ねてみました。
返ってきたのは、「この赤い線は特急の印として入っていたため、珍しくはないんです」という言葉。さらに、「価値的には1000〜2000円というところでしょうか」とのこと。
在来線の特急「こだま」号は、ビジネスに旅行に、利用者が非常に多かったことから出回っている切符の数も多い。つまり、旅の記念に持ち帰った人も多かったため、プレミア切符というよりも思い出の品という位置付けなのだとか。
プレミアよりも価値があるのは……思い出ですね。
※ラジオ関西『バズろぅ!』2023年10月18日放送回より
(『バズろぅ!』ラジオパーソライター・わきたかし)