暖かい”立冬”、冬の味覚「千枚漬」漬け込み最盛期! ほかにもSDGs、やってます…京の老舗・大安 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

暖かい”立冬”、冬の味覚「千枚漬」漬け込み最盛期! ほかにもSDGs、やってます…京の老舗・大安

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 大⻆社長は「伝統は、革新の連続」と強調する。時代の変化に沿って、商品のバージョンを上げるのが使命だという大安は、千枚漬けづくりでそぎ落としたかぶらの皮や、漬物を作る際に規格に合わない野菜など年間約200トンもの残渣(ざんさ・残りかす)を無駄にしないよう、野菜発酵化粧水「至貴(しき)」を開発するなど、SDGsにも取り組んでいる。

野菜発酵化粧水「至貴」2023年5月に販売開始
「至貴」は4つの季節野菜を各種に調合した4色のオイルと野菜発酵水とをブレンドさせる

「かねてからの“もったいない精神”がここで生きてきました」と大⻆社長。「大量生産・大量廃棄の時代は終わりました。あるものを大事に使うのが、ものづくりの原点。芯をぶらさずに、新たな視点を持って励みます」と気持ちを新たにした。

「伝統は革新」大安 三代目・大⻆安史社長は語る<2023年11月8日午前 京都市左京区「大安」本店工房>
【動画】「千枚漬」漬け込み<※株式会社 大安提供>
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