また、かつて色鉛筆の芯は鉛筆の芯よりも柔らかく芯が太いため、六角形だと辺の部分の厚みが少なくなってしまい芯を十分に保護する事ができなかったそう。そのため均一に芯を保護できる丸軸が採用されていました。
現在では技術が進歩し六角形の軸でも強度を保てるようになりましたが、やはり持ちやすさを優先して丸軸タイプが圧倒的に多いといいます(イラスト参照)。
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デジタル化が進み、紙に文字や絵を書く事が少なくなった現代。パソコンやタブレットは便利ですが、たまには鉛筆を手に文字を書いてみるのも良いかもしれません。
※ラジオ関西『Clip』2023年11月14日放送回より
(取材・文=濱田象太朗)