収穫して終わりじゃない! 伝統野菜の「種まき」から「種採り」まで 有機農園で農業体験 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

収穫して終わりじゃない! 伝統野菜の「種まき」から「種採り」まで 有機農園で農業体験

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 ニンジンは収穫せずに残しておくと、冬を越し、初夏に白い小花をたくさん咲かせます。そして花の受粉が終わると種ができるのだそう。その種をまた蒔くと、次のサイクルが巡ってきます。

6月にはニンジンの花でお花見も開催。(提供:有機農園ばんごんじんじい)
6月にはニンジンの花でお花見も開催。(提供:有機農園ばんごんじんじい)

 ニンジン栽培のほかにも、大豆の種まきから味噌づくりまでのプログラムなど、参加者は作業ごとの農園開放日に可能な範囲で参加することができます。

1〜2月は収穫した大豆で味噌作り。(提供:有機農園ばんごんじんじい)
1〜2月は収穫した大豆で味噌作り。(提供:有機農園ばんごんじんじい)

 在来野菜の魅力を知り、一年かけて種まきから種採りまで作物の育て方を体験することは、SDGsの観点からも持続可能な農業の推進につながります。また、陸の豊かさを守ることや、持続可能な消費と生産の確保へも意味をもつ取り組みといえます。

(取材・文=市岡千枝)

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