「神戸での恩返し、能登で」国土交通省・近畿地方整備局、石川・能登地震被災地へ職員派遣 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「神戸での恩返し、能登で」国土交通省・近畿地方整備局、石川・能登地震被災地へ職員派遣

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 最大震度7を観測した能登半島地震の被災状況を確認するため、国土交通省・近畿地方整備局は5日、石川県に緊急災害対策派遣隊「TEC-FORCE」の4人を派遣した。

神戸地方合同庁舎から出発する「TECH-FORCE」<2024年1月5日午前 神戸市中央区>

 派遣先は北陸地方整備局(石川県金沢市)。隊長を務める国交省神戸港湾事務所・山口芳夫さんは、神戸市内で開かれた出発式で「29年前の阪神・淡路大震災で、全国から支援を受けた恩返しのつもりで活動に従事したい。被災地の(国交省が関連する)機関も人手が足らず、大変な状況と聞いている。何とか力になりたい」と話した。

「TECH-FORCE」隊長・山口芳夫さん「まずは現地の実態把握から」<2023年1月5日午前 神戸市中央区>
近畿地方整備局・魚谷憲副局長からの激励を受け、石川県へ

 国交省の出先機関が能登半島地震の被災地に派遣されるのは、中部地方整備局に次いで2番目。活動期間は6日から8日までの3日間で、これまでに情報収集した被災地の状況を基に、港の岸壁や海上の浮遊物など港湾部門での被災状況を調査し、9日に神戸に帰還する予定。

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