《阪神・淡路大震災29年》神戸の「防災女子」×食品メーカー=ローリングストック・もしもの時に… | ラジトピ ラジオ関西トピックス

《阪神・淡路大震災29年》神戸の「防災女子」×食品メーカー=ローリングストック・もしもの時に…

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 参画した神戸の食品メーカーは、 エム・シーシー食品株式会社・ 株式会社 神明・フジッコ株式会社・モロゾフ株式会社。

 そして、神戸学院大学「防災女子」は今年(2024年)、結成から10年を迎える。

 提供した商品は▼宇宙日本食(※)「宇宙ひじき煮」(フジッコ株式会社)を使った「ひじきご飯」▼同「宇宙ミネストローネ」(フジッコ株式会社)と「北アルプスの天然水仕立てふんわりごはん 富山県産こしひかり」(株式会社神明)を使った「ミネストローネのリゾット」▼「牛すじぼっかけ」(エム・シーシー食品株式会社)を使った「ぼっかけオムレツ」▼「SPIKY 山椒チキンカレー」(エム・シーシー食品株式会社)を使った「カレー蒸しパン」▼「アルカディア(チョコレートチップ)」(モロゾフ株式会社)を使った「チョコレートチップの蒸しパン」。

「牛すじぼっかけ」(エム・シーシー食品株式会社)を使った『ぼっかけオムレツ』卵3個と刻みネギをポリ袋に入れてもみ合わせ、沸騰した鍋で15分湯煎
「アルカディア(チョコレートチップクッキー)」(モロゾフ株式会社)を使った『チョコレートチップの蒸しパン』ポリ袋に入れてクッキーを砕き、ホットケーキミックスと水を加えて混ぜ合わせる 湯煎は15分

 宇宙日本食を開発したフジッコ株式会社・新事業開発部、木村真優さんも三宮・センター街を訪れた。木村さんは見事にアレンジされた備蓄食と、にぎわうブースを目にして「このイベントで、市民の皆さんの防災意識と、関心の高さを改めて実感した」と話す。

「宇宙日本食」の商品開発に携わったフジッコ・木村真優さん

 今回開発した備蓄食「宇宙ひじき煮」「宇宙きんぴらごぼう」「宇宙ミネストローネ」は、「宇宙でもご家庭の味を楽しんでいただきたい」という想いのもと、保存技術を磨きながら、市販品と変わらないおいしさを消費者に届けるために開発したという。

「宇宙ミネストローネ」(フジッコ株式会社)と「北アルプスの天然水仕立てふんわりごはん 富山県産こしひかり」(株式会社神明)を使った『ミネストローネのリゾット』
「宇宙ひじき煮」(フジッコ株式会社)を使った『ひじきご飯』無洗米、和風顆粒だし、刻みネギを使用

 木村さんが特に注目してほしいと話すのは、「宇宙日本食」という認証食品マーク。これは宇宙航空研究開発機構(JAXA) の審査により、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在する宇宙飛行士の食事として、宇宙日本食に認定された食品に使用することができるマークで、認証を受けた食品と同じ製法によって製造されたことを示している。

 そして、「宇宙飛行士の方が召し上がっているものと、全く同じものを食することができる点が強み。フジッコのコーポレートスローガンにもある”おいしさとけんこう”を第一に、長期保存の技術を生かして、社会貢献できる商品づくりに励みたい」と抱負を語った。

 ※宇宙日本食~食品メーカーなどが提案する食品をJAXAが定める宇宙日本食認証基準と照らし、基準を満たした場合に認証されるもの


【神戸学院大学「防災女子」Instagram】

【フェリシモ オフィシャルWEBサイト】
 【エム・シーシー食品 オフィシャルWEBサイト】
 【株式会社 神明 オフィシャルWEBサイト】
 【フジッコ株式会社 オフィシャルWEBサイト】
 【モロゾフ株式会社 オフィシャルWEBサイト】

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